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20日午前の東京外為市場では、ドル・円は114円58銭付近。日本株のさえない値動きでドルは売られた。米国のトランプ政権発足を前に積極的な動きは手控えられているようだ。
ドル・円は、国内勢の買いで115円13銭まで上昇したが、その後はやや弱含む展開。11時に発表された中国の10-12月期国内総生産(GDP)が予想を上回り、同国経済への減速懸念は後退したものの、日経平均株価の不安定な値動きが嫌気された。
その後もドル・円はじり安となり、一時114円56銭まで値を下げた。足元ではランチタイムの日経平均先物はマイナス圏で推移しており、目先の株安を見込んでドル売り・円買いに振れやすい地合いとなっている。
ここまでのドル・円の取引レンジは114円56銭から115円13銭、ユーロ・円は122円37銭から122円72銭、ユーロ・ドルは1.0652ドルから1.0688ドルで推移した。
【要人発言】
・トランプ米次期大統領
「旅が始まる。国民のためにすばらしい旅になるよう懸命に働く。みんなでアメリカを再び偉大な国にする」(ツイッター)
・イエレンFRB議長
「米国経済の過熱継続を容認するのは賢明ではなくリスクが高い」
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