19日のロンドン外為市場では、ドル・円は114円97銭まで上昇した後、114円40銭まで下落した。前日のイエレン米FRB議長の発言を消化するかたちで、利上げペース加速観測よるドル買いが先行後、利益確定とみられるドル売りが優勢になった。

 ユーロ・ドルは1.0638ドルから1.0671ドルで推移し、ユーロ・円は122円05銭から122円34銭で推移した。ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁の会見待ちで小動きになった。

 ポンド・ドルは1.2280ドルから1.2341ドルまで上昇。英国のハードブレグジットへの過度な懸念がやや後退するなか、ポンドは底堅い動きになった。ドル・スイスフランは1.0042フランから1.0071フランで推移した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 欧州為替:ドル・円は114円40銭から114円97銭で推移