ドル・円は113円80銭近辺で推移している。今晩のメイ英首相による演説で欧州連合(EU)単一市場からの完全撤退が表明されれば、英国経済への懸念からポンド売りが強まり、リスク回避の動きに振れそうだ。ただ、ある市場筋は「20日のトランプ政権発足までは動きづらい」とし、今晩のメイ首相の演説だけで極端な値動きにはなりにくいとの見方を示す。

ここまでのドル・円の取引レンジは113円79銭から114円27銭、ユーロ・円は円120円81銭から121円20銭、ユーロ・ドルは1.0598ドルから1.0643ドルで推移した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円はもみあい、米大統領就任式まで113-115円のレンジか