トランプ米次期大統領の記者会見を控えて、積極的にポジションを取るような動きは想定しにくいだろう。米国株式市場や為替相場が小動きであったことから、前日終値を挟んでのもみ合いとなろう。今年に入ってからは中小型株への資金シフトが強まっている印象、UMNファーマの動向などは懸念されるが、引き続き中小型株優位の展開となろう。全般的には原油安の影響から資源関連などは上値の重い展開か。決算ではABCマートやハニーズなどがネガティブか。レーティングでは、新光電工に買い推奨格上げの動きが見られる一方、西武HD、ライオン、日写印などに格下げの動き。航空機に炭化ケイ素繊維採用との報道から、テーマ物色の動きでは炭素繊維関連などに注目が向かうか。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:資源株には原油安の影響警戒も