ポンド・円は欧州市場で、140円19銭から141円01銭まで値を戻す展開。英国の欧州連合(EU)離脱交渉に向け「ハード・ブレグジット」懸念が強まり、ポンドはドルやユーロ、円など主要通貨に対して大きく売られたが、足元はポジション調整の買い戻しが優勢になっているようだ。前日伝えられたハモンド英財務相の「シングルマーケットのアクセスに関する決定はまだしていない」を改めて材料視か。

 ここまでのドル・円の取引レンジは115円69銭から116円08銭。ユーロ・円は122円66銭から122円94銭、ユーロ・ドルは1.0587ドルから1.0620ドルで推移。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 欧州為替:ポンド・円は反発、持ち高調整の買い戻し