NY原油は3日続伸(NYMEX原油2月限終値:53.99↑0.23)。53.32ドルから54.32ドルのレンジで推移した(時間外取引含む)。主要産油国の一部で、石油輸出国機構(OPEC)加盟国と非加盟国が合意した協調減産を遵守し、生産量を調整していると相次いで伝わっていることが安心材料となっている。


一方、石油サービス会社ベーカー・ヒューズが発表した米国での石油掘削に使用するリグの稼動数は、前週比+4基の529基と9週連続で増加。この内容が重しとなり、上げ幅を縮小した。


チャートでは、25日移動平均線(52.3ドル水準)をサポートに高値更新を試す格好に。16年11月の42.20ドルをボトムに下値を切り上げている。短期的なトレンドは上向き。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY原油:3日続伸で53.99ドル、主要産油国による生産量調整報道を材料視