2017年最初の取引となった昨日は、トランプ次期大統領へ経済政策への期待に米国や中国の経済指標の改善が重なり、想定以上の大幅な上昇となった。大発会の上げ幅としては21年ぶりの大きさに。海外投資家の資金流入も復活してきているようだ。本日は米国株高が支援となるが、一方でドル円の上値は重くなっており、昨日大幅高の反動が強まる可能性は高いだろう。物色は原油高を背景とした資源関連株が中心となるか。また、日産などを中心に、自動車株も米国販売の好調が評価される可能性もあろう。昨日はAIを中心にテーマ物色の流れも強まる兆しを見せた。中小型のテーマ株にはより関心を高めるべきであろう。さらに、地銀の再編の動きなども材料視される可能性がある。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:原油高を背景に資源関連の動向など注目か