ドル・円は117円60銭台で推移している。22日以降、約1週間にわたり117円台が続いているが、今晩は24時に発表される11月の中古住宅販売成約指数に注目が集まっている。足元の米経済指標は予想上振れが相次いでいることから、市場の期待感は高い。原油価格の上昇も加われば、118円台を回復する可能性もある。ある外為ディーラーは「今晩が無理でも、月末のドルの需要で買いが入りやすい」と指摘。予想通りの内容でも年内に118円台をつけると見ているもよう。

ここまでのドル・円の取引レンジは117円50銭から117円64銭、ユーロ・円は122円81銭から123円00銭、ユーロ・ドルは1.0441ドルから1.0467ドルで推移した。



<MT>

情報提供元: FISCO
記事名:「 欧州為替:ドル・円はしっかり、年末までに118円台回復か