東京市場のドル・円は117円39銭近辺で推移し、ややしっかりとした動きに転じている。仲値時点の顧客筋のドル需要はやや多かったようだ。日経平均株価の上げ幅はやや拡大しており、株高への期待が高まっていることがドル買い材料になっているようだ。日経平均株価の上げ幅拡大の場合、ドルは117円50銭近辺まで上昇する可能性があるとみられている。ここまでのドル・円の取引レンジは117円07銭から117円44銭。
・ユーロ・円は下げ渋り、122円40銭から122円68銭で推移
・ユーロ・ドルはもみあい、1.0445ドルから1.0458ドルで推移

■今後のポイント
・117円以下に個人勢のドル買い興味残る
・118-120円台で輸出企業などのドル売り予約が増えるとの見方

・NY原油先物(時間外取引):高値53.34ドル 安値53.13ドル 直近値53.15ドル



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドルは一時117円44銭、顧客筋のドル買いも