S&P500先物 2260.25(-0.25) (19:10現在)
ナスダック100先物 4947.50(-2.50) (19:10現在)

19:10時点のグローベックスの米株先物はS&P500先物、ナスダック100先物は小動きに推移している。また、NYダウは3ドル高程度で推移。欧州は小幅ながら高安まちまち。NY原油相場は小動きで推移。21日の米株式市場は下落。欧州株がほぼ全面安となったことで、売りが先行し、その後も相場動意材料にも乏しく終日軟調推移となった。

経済指標ではGDP確定値(7-9月)、新規失業保険申請件数(先週)、耐久財受注(11月)、FHFA住宅価格指数(10月)、個人所得(11月)、個人消費支出(11月)、個人消費支出(PCE)価格コア指数(11月)が予定されている。

GDPの市場予想は前期比年率3.3%増が見込まれている。速報値は同2.9%増だったが、改定値で同3.2%増に上方修正された。予想通りに上方修正されるようだと、ポジティブ視されよう。その他、個人消費支出、個人消費支出(PCE)価格コア指数なども、前月を上回ると見込まれている。

また、前日の取引終了後に9-11月期決算を発表したマイクロン・テクノロジーは、市場予想を上回る内容が好感され、時間外で上昇に転じていた。他の半導体関連への波及も意識されそうである。NYダウは高値圏での推移が続く中、利食いをこなしつつ、2万ドル大台を意識した相場展開が期待される。



<KK>

情報提供元: FISCO
記事名:「 米国株見通し:利食いこなしつつ、2万ドル意識した展開期待