欧米株安を受けてやや売り先行の展開が想定される。3連休を控えていることで、積極的な上値追いの動きも限られよう。ただ、来週以降はクリスマス休暇明けの海外投資家の資金流入再開も想定されるため、調整が大きくなるようだと押し目買いの動きも想定される。銀行株の動きにまずは注目か、伊モンテ・パスキの株価下落の影響に加えて、投資判断格下げが観測されている銀行株も散見される。一方、為替は支援材料となりにくいが、自動車セクターには目標株価引き上げの動きなどが複数で観測されている。小野薬品の下方修正で医薬品株にはややネガティブな見方、ジーンズメイトの月次動向を受けて小売り株にもマイナスの動きか。三井化学の電解液増産でリチウム電池関連の一角などには関心も向かうか。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:銀行株や自動車株の動向など焦点にも