20日のニューヨーク外為市場でドル・円は、118円21銭から117円66銭へ下落して117円70銭で引けた。米国債券利回りの上昇が一段落し、ドルも高値から利食い売りが優勢となった。

ユーロ・ドルは、1.0354ドルから1.0408ドルまで反発して1.0390ドルで引けた。14年ぶりの安値を更新後、利食いが優勢となった。しかし、イタリアのモンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナ銀行が年末までに資本増強する計画を実現することが困難との懸念に上値も限定的。ユーロ・円は、122円62銭まで上昇後、122円30銭へ反落。

ポンド・ドルは、1.2313ドルまで下落後、1.2369ドルへ反発した。

ドル・スイスは、1.0321フランへ上昇後、1.0273フランへ反落した。

 【経済指標】特になし



<KY>

情報提供元: FISCO
記事名:「 12月20日のNY為替概況