反発で年初来高値を更新している。利食い先行で始まったが、前日同様、5日線が支持線として意識されており、底堅い展開がだった。その後はじりじりと上げ幅を広げており、連日で陽線を形成。ボリンジャーバンドでは+1σと+2σとのレンジ内での推移が続いており、+2σは19650円まで上昇している。MACDは陽転シグナルを継続しているが、やや下向きで推移しており、シグナルとの乖離が縮小してきている。週足の価格帯別出来高では積み上がりがそれ程多くない水準であり、2万円までも少なく、2万円を超えると20500円まで真空地帯になる。いったん+1σ辺り、19000円処までの調整が欲しいところであるが、足元で、これといった押し目がない状況が続いている分、押し目待ちに押し目なし、の状態が続きそうだ。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:需給の重しがなく、真空地帯にも