10時時点の日経平均は前日比117.93円高の19391.72円で推移している。ここまでの高値は9時00分の19439.97円、安値は9時44分の19360.36円。為替市場で、ドル・円が118円台をつけていることから、日経平均は上昇でスタートしたが、ドル買い一服などを受けて上げ幅をじりじりと縮小する展開となっている。一部市場関係者は「週末要因や、急ピッチなドル上昇を受けて、利益確定の流れが強まるだろう。為替感応度が歪で違和感もある」と指摘。

TOPIXコア30銘柄では、日立<6501>、日産自<7201>、三菱商事<8058>、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、みずほ<8411>が前日比1%超上昇している。一方、アステラス<4503>、パナソニック<6752>、東京海上<8766>、NTT<9432>、NTTドコモ<9437>がさえない。

(先物OPアナリスト 田代昌之)



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情報提供元: FISCO
記事名:「 10時時点の日経平均は前日比117.93円高、「日経平均とのドル・円の動きが歪」との声も