15日のロンドン外為市場では、ドル・円は117円57銭から118円66銭まで上昇した。米連邦準備理事会(FRB)の来年の利上げペース加速が見込まれるなか、米国10年債利回りが一時2.63%台まで上昇したことで、ドル買い・円売りが進んだ。

 ユーロ・ドルは1.0509ドルから1.0405ドルまで下落。ユーロ・円は124円10銭まで上昇した後、123円01銭まで下落した。

 ポンド・ドルは1.2555ドルから1.2455ドルまで下落。英中銀が全会一致で金融政策の現状維持を決めたことが、ポンド売りにつながった。ドル・スイスフランは1.0223フランから1.0325フランまで上昇。スイス中銀がフラン高是正への強い意思を改めて表明した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 欧州為替:ドル・円は一時118円66銭まで上昇