10時時点の日経平均は前日比60.39円高の19314.00円で推移している。ここまでの高値は9時16分の19436.90円、安値は9時55分の19267.25円。為替の円安推移を材料に日経平均は上げ幅を拡大したが、買い一巡後は利益確定の流れに押されている。一部市場関係者は「明日は米国でメジャーSQ、FOMCという重要イベント通過、NYダウ20000ドル手前での失速などを考慮すると短期的には売りが入りやすい、ここまできたら十分でしょ?」とコメントしている。

TOPIXコア30銘柄では、日立<6501>、デンソー<6902>、村田製<6981>、日産自<7201>、トヨタ自<7203>、ホンダ<7267>、三井不<8801>が買い優勢となっている。一方、パナソニック<6752>、ファナック<6954>、野村<8604>、ソフトバンクグ<9984>がさえない。

(先物OPアナリスト 田代昌之)



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情報提供元: FISCO
記事名:「 10時時点の日経平均は前日比60.39円高、「ここまで上昇したら十分でしょ?」との指摘も