ポンド・ドルは1.2642ドルまで売られた。この日発表の英国の8-10月ILO失業率は横ばいだったが、11月失業保険申請件数推移が減り、8-10月週平均賃金が上昇した。ただ、ポンドは発表前にある程度買われており、発表後は徐々に売りが出ているとみられる。

 ドル・円はドル売り先行後、ドル買いが盛り返してきており、115円23銭まで上昇した。一方、ユーロ圏・10月鉱工業生産は予想に反して下落したが、目立ったユーロ売りはみられないもよう。

 ここまでのドル・円の取引レンジは114円96銭から115円23銭、ユーロ・円は122円14銭から122円52銭、ユーロ・ドルは1.0612ドルから1.0652ドルで推移した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 欧州為替:ポンドは英雇用統計発表後弱含み