前日は、これまでの相場上昇を主導してきた銘柄群が急速に伸び悩む動きとなった一方、売り込まれてきた内需株に資金が一気に流入する格好となった。相場の先高期待を映す動きであった印象。外部環境から見て、本日も同様にリターンリバーサルの動きが想定され、FOMCの結果発表まではこうした流れが想定されるところ。内需系セクターでは、不動産に目標株価一斉引き上げの動きが観測されており、評価の高まりが期待されるところ。ほか、JDIとJOLEDの有機EL統合報道を受けて、有機EL関連の材料株にも短期資金の関心が向かう余地。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:不動産など中心に内需株優位の流れへ