S&P500先物 2247.50(-0.25) (20:30現在)
ナスダック100先物 4867.75(+4.75) (20:30現在)

20:30時点のグローベックスの米株先物はS&P500先物、ナスダック100先物は小動きに推移している。また、NYダウは18ドル高程度で推移。欧州は小幅ではあるが高安まちまち。NY原油相場は小高く推移している。8日の欧米市場はECB理事会でドラギ総裁が必要に応じた量的緩和策の期間延長や規模拡大の実施に言及したことが好感された。また、原油相場の上昇やトランプ政権への政策期待からの物色が続くなか、NYダウは連日で最高値を更新。

米株式市場では、引き続きリスク資産投資に向かうなか、トランプ物色が活発となりそうだ。ただし、来週のFOMCを前に利益確定の動きも意識されてくるだろう。経済指標ではミシガン大学消費者信頼感指数速報値(12月)、卸売在庫改定値(10月)、卸売売上高(10月)が予定されている。ミシガン大指数の予想は94.5と、前月の93.8から上昇が見込まれており、予想通りの結果となれば、利上げピッチが早まるとの見方にもつながりかねないであろう。12月利上げは織り込み済みだが、利上げピッチが早まるとの見方が強まるようだと、週末要因もあって利益確定の流れに向かわせよう。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 米国株見通し:トランプ物色活発になりそう