欧米株式市場が連日の上昇、金融関連株や素材株などが米国市場ではけん引役になっている。原油市況の上昇も支援材料になっていこう。また、これまで売り込まれてきた中小型成長株の一角にも昨日は下げ渋りの動きがみられている。SQ通過による物色の変化があれば、こうした銘柄群のリバウンドにも関心が高まる余地もある。ZMPが上場延期を発表、ZMP株の保有銘柄を中心に、自動運転車関連には失望売りの流れが強まる可能性は高い。また、海外市場ではカジノ関連株が大幅安となっており、国内関連銘柄にも影響がみられよう。好決算発表の積水ハウス、投資判断格上げ観測の花王などは個別で注目へ。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:金融関連や素材株中心に堅調推移か