*09:26JST トルコリラ円今週の予想(8月7日) サンワード貿易の陳氏(花田浩菜) 皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、トルコリラ円についてのレポートを紹介します。

陳さんはまず、今週のトルコリラ円について『安値圏で保ち合いが続きそうだ』と述べています。

続けて、『先週のトルコリラ円は、インフレ率の上昇を受けて実質金利が低下したことから、売りが優勢だった。トルコ7月生産者物価指数は前年比+44.50%と前回の+40.42%を上回った、トルコ7月消費者物価指数(CPI)は前年比+47.83%と予想+47.00%、前回+38.21%を大幅に上回った。コアCPIも前年比+56.09%と予想+54.50%、前回+47.33%を大幅に上回った』と伝えています。

次に、『トルコ中央銀行は7月20日、政策金利を2.5%引き上げて17.5%とした。2会合連続で利上げしたものの、トルコの実質金利が急低下したことで、トルコリラは売りが強まった』とし、『トルコ中銀はエルカン新総裁の下でエルドアン大統領が進めてきた低金利政策からの転換を継続。一段の引き締めを確約すると同時に、追加措置で支援する姿勢を示した』と述べています。

また、『7月景気動向指数や7月経済信頼感に加え、7月製造業PMIも7ヵ月ぶりに好不況の分岐点となる50を下回った。トルコ経済の先行きには依然として不透明感が強い』とし、また、『トルコ7月貿易収支は123.9億ドル赤字で前回の51.6億ドル赤字から赤字額急拡大したことも嫌気されている』と言及しています。

こうしたことから、陳さんは、『現時点ではトルコリラには買い要因が少なく、戻り売りが継続しよう。ただ、トルコ中銀が継続的に利上げする可能性があるため、下値は5.0円を維持しそうだ』と考察しています。トルコリラ円の今週のレンジについては、『5.00円~5.40円』と予想しています。

参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の8月8日付「トルコリラ円今週の予想(8月7日)」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコリサーチレポーター 花田浩菜

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情報提供元: FISCO
記事名:「 トルコリラ円今週の予想(8月7日) サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)