皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、トルコリラ円についてのレポートを紹介します。

陳さんはまず、今週のトルコリラ円について『円高圧力を受けて戻り売りが続きそうだ』と述べています。

続けて、『今週は17、18日に日銀金融政策会合が開催されるが、金融緩和政策の修正が決定された場合、大幅な円高が予想されるため、トルコリラ円も急落する可能性がある』と述べています。

次に、『今週は19日にトルコ中銀会合が開催される。政策金利は現行の9.0%が維持される見込み。トルコ中央銀行は2022年、政策金利を年9.0%まで引き下げた』と伝え、『これは、エルドアン大統領が「金利を22年内に1桁台に引き下げる」と公言していたことによる。12月のトルコ消費者物価指数(CPI)は前年同月比64.27%に鈍化し、予想の66.8%を下回ったことが背景にある。現在の名目金利からインフレ率を差し引いた実質金利は、依然として−55%程度ある。ロイター調査によると、トルコのインフレ率は今年も高止まりし、23年末には政府予想の2倍近い43.2%になると予想されている』と解説しています。

また、『トルコ中銀は1月13日に2023年末のインフレ率予想及びドル・トルコリラ予想値等についての調査結果を発表した。それによると2023年末のCPI上昇率は前年比32.46%、1月時点における向こう1年先のCPI上昇率は30.44%%で12月時点の34.92%から低下した。2023年末のGDP見通しは前年比4.1%増、経常赤字は307億ドル、ドル・トルコリラは1ドル=23.1161リラとされた』と伝えています。

陳さんは、『金融機関による先行き見通しではインフレが低下する見込み。とはいえ、年率30%台までの低下にとどまる見込み』と考察しています。

こうしたことから、トルコリラ円の今週のレンジについては、『6.50円~7.00円』と予想しています。

参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の1月17日付「トルコリラ円今週の予想(1月16日)」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコリサーチレポーター 花田浩菜


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情報提供元: FISCO
記事名:「 トルコリラ円今週の予想(1月16日) サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)