皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、南アフリカランド円についてのレポートを紹介します。

陳さんはまず、『南アフリカのラマポーザ大統領への支持は5日、金銭スキャンダルを巡り不正行為と憲法違反を示す予備的証拠があるとした専門家委員会の報告書に異議を申し立て、最高裁判所に報告結果を覆すよう求めた。与党アフリカ民族会議(ANC)はこの日、全国幹部委員会(NEC)を開催して対応を協議。ANCの全国執行委員会(NEC)はラマポーザ大統領の続投を支持し、大統領弾劾を求める声に反対すると発表した。これが好感されてランドは安値から反発したようだ。ただ、6日に大統領の弾劾手続きを行うか否かの特別臨時国会が予定されていたが、13日に延期が決まった。弾劾となった場合、ランド売りが強まる可能性はある』と伝えています。

続けて、『今週の南アフリカランド円は、14日の11月消費者物価指数(CPI)が上昇しているならば利上げ見通しから反発しよう。逆に下落している場合、売りが強まろう』と考察しています。

また、『南アフリカの景気は一進一退の状況が続いている。2022年7~9月期の実質GDP(国内総生産)は前期比1.6%増と、2四半期ぶりにプラス成長に転換した。物価高騰の影響で個人消費は低迷するものの、輸出が好調だった。10月消費者物価指数(CPI)は前年同月比7.6%上昇と、3カ月ぶりに伸びが加速。南アフリカ中央銀行の目標である3.0~6.0%を上回っており、南アフリカ中銀は来年1月の次回会合で8回連続利上げを行う公算が大きい』と述べています。

こうしたことから、南アフリカランド円の今週のレンジについて、『7.60円~8.00円円』と予想しています。

参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の12月13日付「南アフリカランド円今週の予想(12月12日)にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコリサーチレポーター 花田浩菜


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情報提供元: FISCO
記事名:「 南アフリカランド円今週の予想(12月12日) サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)