31日の上海総合指数は売り先行。前日比0.33%安の3216.52ptで寄り付いた後は、日本時間午前10時57分現在、0.31%安の3217.16ptで推移している。欧米の金融引き締め懸念の高まりが警戒されている。また、台湾を巡る地政学リスクに対する懸念が再燃していることも圧迫材料。ほかに、弱い経済指標が指数の足かせに。8月の製造業購買担当者景気指数(PMI、政府版)は49.4となり、前月の49.0を上回ったものの、引き続き好不況の節目となる50を下回っている。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 (中国)上海総合指数は0.33%安でスタート、欧米の金融引き締め懸念で