契約時点での統計となるため住宅市場の先行指標として注目される新築住宅販売件数の2月分は前月比2%減の77.2万戸と、1月80.1万戸から予想外に減少した。住宅ローン金利の上昇が影響した。30年の固定金利は1月時点の3.25%から4.72%まで急騰。

住宅ローン借り換え件数も前年から54%減少した。ただ、新たなローン申請は5%減と小幅な減少にいまのところとどまっている。

住宅ローン金利が前年から44%上昇したほか、住宅価格は前年比10.6%高と、住宅市場の値ごろ感はかなり悪化した。パンデミック中の住宅市場をけん引してきた比較的若い層の最初の住宅購入者は今後、購入を控える可能性が高まる。住宅市場の過熱感も今後、鎮静化する可能性も示唆された。

パンデミック以降、米国経済をけん引してきた住宅市場の鈍化で、成長が弱まる可能性は警戒される。





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情報提供元: FISCO
記事名:「 NYの視点:米住宅ローン金利の上昇で住宅市場が冷え込み景気の足かせにも