皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、NY原油についてのレポートを紹介します。

陳さんはまず、『NY原油は85ドルにトライへ』と述べています。

続けて、『12日は、ドル安や米原油在庫の減少を背景に続伸。82.64ドル(+1.42)。昨年12月米消費者物価指数(CPI)は前年同月比7.0%上昇と、39年半ぶりの高い伸びとなったが、市場予想とほぼ一致する内容だったことから、急速な米金融引き締めへの警戒感が和らぎ、外国為替市場では対ユーロでドルが軟化し、ドル建て原油は割安感が生じて買い進まれた』と伝えています。

米エネルギー情報局(EIA)が発表した1月7日までの1週間の米原油在庫については、『前週比460万バレルの大幅減。減少幅は市場予想の190万バレルを上回り、7週連続の取り崩し。需給引き締まり傾向の継続が示され、相場は一時83.10ドルまで上昇した。ただ、ガソリン在庫は800万バレル増(予想は240万バレル増)、ディスティレート(留出油)在庫は250万バレル増(180万バレル増)だったため、高値を維持できなかった』と解説しています。

陳さんは、『冬季の需要期は来月まで続く見込みで、原油相場は高値を維持しそうだ。EIAの予想では、第2四半期に若干の余剰となることから、3月前半に相場のピークを迎える可能性がある』と考察しています。

こうしたことから、NY原油について『昨年の最高値を更新し、節目の85ドルを目指しそうだ。ファンドの買い越しが増加すれば、85~90ドルのレンジに水準を切り上げていく可能性は高いだろう』と述べています。

参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の1月13日付「NY原油は85ドルにトライへ」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコリサーチレポーター 花田浩菜


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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY原油は85ドルにトライへ サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)