21日の上海総合指数は売り先行。前日比0.06%安の3591.45ptで寄り付いた後は、日本時間午前10時49分現在、0.15%高の3599.03ptで推移している。金融緩和の実施が好感されている。中国人民銀行(中央銀行)は20日朝方、銀行貸し出しの指標となる最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」の1年物を20カ月ぶりに引き下げた。一方、北京冬季五輪の開催を来年2月に控え、当局は北京市など一部都市で厳しい移動制限を発令していることが、経済活動の停滞懸念を強めている。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 (中国)上海総合指数は売り先行もプラス圏回復、金融緩和の実施などを好感