9日の上海総合指数は買い先行。前日比0.10%高の3641.15ptで寄り付いた後は、日本時間午前10時53分現在、0.16%高の3643.23ptで推移している。金融緩和の実施が好感されている。国内メディアによると、中国人民銀行(中央銀行)は小規模企業や農村向けの再貸出金利を7日付で0.25%引き下げたという。銀行貸し出しの指標となる最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」に関しても、市場関係者の間で引き下げ観測が広がっている。また、前日の米株高も支援材料。一方、不動産業を巡る不透明感が解消されていないことが引き続き警戒されている。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 (中国)上海総合指数は0.10%高でスタート、金融緩和を好感