10月29日、呉外交部長は、英仏やリトアニア、スウェーデンなどの対中強硬派議員の会合に参加し、民主主義陣営に南シナ海での航行の自由作戦の頻繁な実施を要請し、中国の拡張主義けん制の重要性を訴えた。また、呉外交部長はローマで開かれた対中政策に関する列国議会連盟(IPAC:Inter-Parliamentary Alliance on China 、日米英独仏加など自由主義陣営の19カ国の議員が参加)にオンラインで参加し、「台湾は、民主主義を巡る戦いの最前線にいる。台湾の民主主義が破壊されてならない」と主張した。呉外交部長に先立ち、台湾国家発展委員会のキョー明キン(キョー・メイキン)主任委員らの経済視察団が、10月21日からリトアニアと東欧を訪問し、10月25日にはチェコと経済、貿易分野での協力に向けた覚書を締結している。