皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、NYプラチナについてのレポートを紹介します。

陳さんはまず、『プラチナ相場は出直りへ』と述べています。

23日の時間外取引でNYプラチナは1078ドル台に上昇しています。

『22日に行われたパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言では「経済再開によるインフレ率の上昇は予想以上だった」としながらも、「一時的との予測に一定の自信がある」と発言。また、雇用情勢についても楽観的な見方を堅持した。市場が注目する利上げや量的緩和縮小開始のタイミングに関しては言及がなく、やや肩透かしとなった』と解説しています。

続いて、『タカ派色のない発言を受けて、株高・商品高となった。FOMCショックも終了し、プラチナ相場は、需給を反映して堅調に推移しよう』と考察しています。

次に、『ジョンソン・マッセイの最新の白金族需給調査報告書「Pgm Market Report May 2021」によると、今年の自動車触媒需要は27%増加する見通し』とし『世界的に排ガス規制が強化されており、触媒で用いる白金族含有量は増加している。自動車触媒中の白金族に占めるプラチナの割合は増加しており、ガソリン車向けのプラチナ需要は絶対量としてはまだまだ少ないながらも2021年は大きく伸びると見られている』と伝えています。

こうしたことから陳さんは、NYプラチナについて、『短期的には1050~1150ドルのレンジが想定されるが、1200ドル達成も視野に入るだろう。』と予想しています。

参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の6月23日付「プラチナ相場は出直りへ」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコリサーチレポーター 花田浩菜


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情報提供元: FISCO
記事名:「 プラチナ相場は出直りへ サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)