皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、NY金についてのレポートを紹介します。

陳さんはまず、『NY金、1900ドルに上昇』と述べています。

NY金が26日の時間外で1900ドル台に上昇しました。1月8日以来、およそ5ケ月ぶりのことです。

この件について、『米連邦準備制度理事会(FRB)当局者のハト派な発言が続いているのに加えて、この日の2年物国債入札は堅調だったため、米長期金利の指標となる10年物米国債利回りが1.57%付近に低下し、対ユーロでドル安が進行し、ドル建て金は割安感から買われた』と考察しています。

また、『シカゴ連邦準備銀行のエバンズ総裁やクラリダFRB副議長らがインフレ高進は「一時的」との認識を示し、現行の金融緩和政策は維持されるとの考えを繰り返し表明している』と伝えています。

さらに、『市場はインフレ懸念を強めているが、債券利回りが低下しているためインフレヘッジとして金を選好している』と述べています。

加えて、『金の代替的存在になると期待されていた仮想通貨(ビットコイン)が下落基調を強めたことも、安全資産である金を見直すきっかけとなった。CFTC建玉を見てもファンドの買い越しは増加しており、金市場への投資資金が拡大しつつある』と言及しています。

こうしたことから、陳さんは、NY金について、『1900ドルを回復したことで、次の上値は1950ドル、そして2000ドルの大台が意識される展開となろう』と考察しています。


参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の5月26日付「NY金、1900ドルに上昇」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコリサーチレポーター 花田浩菜


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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY金、1900ドルに上昇 サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)