防衛省は、31中期防衛力整備計画において「空中での常時継続的な監視を実施し得るよう無人機部隊1個飛行隊の新編」を掲げている。日本政府はすでに、武器輸出を管理するFMS(Foreign Military Sale)システムを通じて、米国政府に3機のRQ-4グローバルホーク無人機を含む関連設備や部品などの調達を申し入れている。2015~2016年度予算で3機分の機体構成品と地上装置等の取得予算を計上し、2017年度の防衛予算概算要求では、1機の購入費173億円と関連経費22億円が計上された。2020年度末に航空自衛隊三沢基地に人員約70名の部隊を新編する予定である。