ストックホルム国際平和研究所(Stockholm International Peace Research Institute: SIPRI)が公表している兵器の移転状況を把握するデータに基づけば、台湾が2000年から2019年の20年間に輸入した主要兵器の総額の96%が米国からのものとなっている。兵器の種類別にみると、航空機、艦船、ミサイル、防空システム、センサーの順に多く、これら5種類の合計額は総額の93%にもなっている。対着上陸作戦を重視した戦力構成を図ってきた台湾の特性が、明確に表れている。