アメリカのワシントンDCにあるCSBA(Center for Strategic and Budget Assessments)によると、2010年から2019年の中国の国防費の総額は155兆円であり、A2/ADの脅威が急増している中で、米軍のアクセスをいかに保証するかという大きな問題に直面していると分析している。そのような戦略環境の中で発表されたローデン中将のDL論文の主な構成は、「海上戦力の再編成」、「制海権」、「ハンターキラーSurface Action Group(SAG:水上行動部隊)」、「攻撃的地対地ミサイルなど各種兵器」、「分散型致死性攻撃力の指揮統制」、「分散型致死性攻撃力の効果的効率的運用方法」などとなっている。特に注目したい記述は、(1)戦力の再編成、(2)ハンターキラーSAG、(3)効果的で効率的な分散型致死性攻撃力の運用方法、である。