14日のブラジル株式市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比1.37%(1082.54ポイント)高の79918.36で取引を終了した。78847.7から81667.8まで上昇した。

買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏で推移した。中国の貿易統計が好感された。3月の中国貿易統計では、人民元ベースの輸出が3.5%減と予想(12.8%減)よりも落ち込まず、輸入は2.4%増と予想(7.0%減)に反して拡大したことが明らかにされている。また、米株の上昇や米国の経済活動の早期再開期待なども支援材料となった。一方、世界成長予想の下方修正などが足かせとなった。

個別では、ブラスケム(BRKM5)、ブラジル再保険公社(IRBR3)が上昇した半面、シエロ(CIEL3)、航空大手エンブラエル(EMBR3)が安い。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 (ブラジル)続伸、中国の貿易統計などを好感