やや変わり種のものでは、世界銀行の「Ease of doing business ranking(2020年)」で日本は29位と、森記念財団の「世界の都市総合ランキング2019」で東京は3位と評価された。前者は「事業のしやすさ」に焦点を絞る一方、後者は文化・交流、居住といった要素も勘案した都市評価である。US News World and Reportの「2020年Overall Best Countries Ranking」で日本は3位と評価されたが、サブランキングの軍事的、政治的、経済的な力は7 位とされた。「国の競争力」を考える上では、複数の評価を参考にしつつ、国の特徴を浮き彫りにすることが肝要となろう。日本が優れているのは「規模感、安定性」、劣後しているのは「柔軟性」のようにも見える。