皆さん、こんにちは。フィスコマーケットレポーター三井智映子の気になるレポートです。18日夜の原油市場は米中首脳会談が来週に開かれる見通しとなり、米中通商協議への期待感から上昇、19日のアジア時間でも原油価格は前日に引き続き上昇しました。そこで、今日は気になる原油市場についてのレポートをご紹介します。

松永さんのレポートによると『米国株高を中心としたリスクオンの流れを好感して昨夜の原油市場が大きく上昇しました』とのことで、リスクオンの背景として『トランプ米大統領は昨夜、自身のツイッターで「習主席と非常に良い電話会談を行った。来週に日本で開催されるG20首脳会議の際に引き続き会談を行う。これに先立ち、われわれの代表団は通商問題を巡る事前協議を実施する。」とコメントしました』と、米中通商協議前進への期待を挙げています。

また、トランプ大統領は『「習主席との会談はうまくいくだろう。中国は合意を望んでいる。ほぼ私の予想通りに進んでいる。」と述べました』とのことで、中国側も『対話を通して解決する必要があるとの姿勢』で『米中両国の経済、通商チームが対話を継続することに合意する』と述べたということです。

NY原油について、松永さんは『6月3日より50.6ドル~54.8ドルの範囲内でのボックス圏相場を続けているだけに、このボックス圏相場の上値抵抗線となっている54.8ドルを突破して更に上昇出来るかに注目でしょう』との見解を伝えています。

参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の6月19日付「原油市場」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコマーケットレポーター 三井智映子




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情報提供元: FISCO
記事名:「 急上昇の原油市場、背景は?今後は? サンワード貿易の松永氏(三井智映子)