こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

5/24付の「DailyOutlook」では、人材関連株について考察しているのでご紹介します。

まず同レポートでは、『昨日23日、相場全体が冴えない中、パーソルHD(2181)やリクルートHD(6098)が年初来高値を更新。足元では米国を巡る通商問題などに左右されにくい内需株、また最高益更新が見込まれる好業績銘柄として、人材関連銘柄に注目が集まっていると言えるだろう』と伝えています。

続けて、日本の雇用環境が変わりつつあることも、人材関連銘柄にとってポジティブ材料であろうとの見方を示し、『今月7日、経団連の中西会長(日立製作所会長)が「終身雇用という前提は限界」と発言したほか、13日には日本自動車工業会の豊田会長(トヨタ自動車社長)が「終身雇用を守っていくのは難しい局面」と言及。終身雇用から脱却するとなれば、人材紹介のニーズは高まるだろう』と分析しています。

さらに、『一方、政府は副業・兼業の促進に取り組む。副業・兼業を導入することで、労働者はスキルアップやキャリア形成、所得増加などが期待できる。また、企業側は不足スキルの獲得や事業機会の拡大などがメリットとして挙げられよう。政府は2018年1月に「副業・兼業の促進に関するガイドライン」を作成。今夏の成長戦略にも副業・兼業の促進が盛り込まれる見込みである。2017年副業者比率(有業者に占める副業がある者の割合)は4.0%に過ぎないが、日本の雇用流動化が進む可能性は高いと考えられる』とまとめています。

最後にレポートでは、『最高益更新が見込まれる主な人材関連銘柄』を紹介しています。詳しくは5/24付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

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フィスコリサーチレポーター花田浩菜




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情報提供元: FISCO
記事名:「 内需・好業績期待の人材関連株、SMBC日興証券(花田浩菜)