こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

4/8付の「DailyOutlook」では、今週のスケジュールについて考察しているのでご紹介します。

まず同レポートでは、『3月の中国製造業PMI(購買担当者景気指数、3/31発表)や米ISM製造業景況指数(4/1発表)など、市場予想を上回る経済指標が散見されだした。これを受け、先週の日経平均は21,000円台後半で堅調に推移。現状、業績相場への移行が期待できる段階と考える』と伝えています。

続けて、一般的に、株価上昇局面では「金融相場」から「業績相場」へと移っていくことを挙げ、『金融相場は、景気は冴えないが、中央銀行や政府の景気対策を背景に上昇する。1月からの株価は、景気見通しが芳しくない中、FRB(米連邦準備制度理事会)による利上げの一時停止方針や、中国の景気対策などを好感し、期待先行で上げてきた。業績相場は中央銀行や政府の対策が効き、景気の上向きを伴った上昇。腰の据わった資金が流入し、株価は力強く上がる傾向がある』と分析しています。

さらに、『今週のスケジュールとして、10日に2月の機械受注(船舶・電力除く民需)が発表予定である。1月までは3ヵ月連続で前月比マイナスとなった。プラスに転じ、最近の工作機械株上昇に拍車がかかるか注目だ。11日に安川電(6506)の19/2期決算発表が予定されている。景気敏感セクターの19年度動向を考察する試金石として注目される。1月に発表された19/2期9-11月期決算は芳しくなかったが、株価は金融相場下で上昇してきた。20/2期見通しが発表され、19/2期が最悪期との見方となれば、景気敏感株全体に弾みが付くだろう』とまとめています。

最後にレポートでは、『今週の主なスケジュール』を紹介しています。詳しくは4/8付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜




<ST>

情報提供元: FISCO
記事名:「 今週の主なスケジュール、SMBC日興証券(花田浩菜)