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mtesNNは、DTCO社と2018年3月6日にブロックチェーン技術提供で基本合意し、2018年12月13日にmtesNNとDTCO社が共同で、IoTシステムで見守るプロジェクト「CitiOS(シティオーエス)」の立ち上げに基本合意した。mtesNNは、海外事業推進の一環として、2019年1月に「CitiOS」に技術提供を行う。
「CitiOS」は、最先端の技術で社会課題を克服するプロジェクト
「CitiOS」プロジェクトの理念は、このプロジェクトに参加する企業のブロックチェーンやIoT、人工知能(AI)などの最先端技術で社会課題を克服することにある。環境エネルギー問題を解決し、地域紛争をなくし、安心して安全に暮らせる社会の実現を目指すものである。誰もが公平で、公正にネットワークを利用し、富を生み出せる社会を実現することだ。
そのために、DTCO社のブロックチェーン技術、mtesNNのIoTとAI技術と親和性の高い企業を世界中から募集している。各社の技術を集約し、大都市以外にも地方都市でも安心・安全を確保するサービスを提供する。
mtesNNの独自のアルゴリズムをもとに開発した製品をアジアを皮切りに海外展開
mtesNNは、オープンイノベーションの一環で、DTCO社のほかに、複数の海外企業と提携し、独自のソリューション開発を進めている。半導体ソリューションの米国クイックロジック、温度差発電の米国マトリックスインダストリーズ、通信ソリューション大手の台湾エディマックスが主な提携先だ。
独自のアルゴリズムをもとに開発した製品として、「構造ヘルスモニタリングシステム(以下、SHM)」と、「AIマキビシカメラ&アルカス防犯・街路灯(以下、AIカメラ防犯・街路灯)」などがある。
SHMは、温湿度の計測のほかに、加速度センサーによる構造物の傾きをリアルタイムで検知する。AIカメラ防犯・街路灯は、太陽光発電と蓄電池で電源の必要ないLED照明を搭載。同時に、LoRa通信で高画質画像送信できるAIカメラも搭載した防災・防犯システムである。
「CitiOS」プロジェクトでは、建物や橋梁などの老朽化が課題の地域へは、SHMを提案。電源確保やインターネット環境が劣悪な場所には、AIカメラ防犯・街路灯を提案する予定だ。
両社は、mtesNNのSHMとAIカメラ防犯・街路灯を海外展開する。街路灯の市場は、世界で3億6000万本がLED化という市場調査もある。AIカメラ防犯・街路灯は、電源やネットワーク環境の劣悪な場所へ設置できることから、2倍以上の需要を予想している。
今後は、その他の協力企業の技術やサービスを組み合わせて、セキュリティ性の高いIoT、AIシステムを活用したサービスをアジア各国で展開する予定だ。
【ニュース提供・エムトレ】
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