こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

11/27付の「DailyOutlook」では、COP24について考察しているのでご紹介します。

まず同レポートでは、『12月3~14日、ポーランドで国連気候変動枠組み条約第24回締約国会議(COP24)が開催される』と伝えています。

続けて、「パリ協定」を実現するための詳細ルール策定に注目が集まることを挙げ、『国連気候変動に関する政府間パネル(IPCC)によると、現状の地球の平均気温は世界的に工業化が進展する前と比べ1度程度上昇し、2度以上となれば深刻な結果を招くと指摘している。パリ協定は気温上昇を2度未満に抑えるべく15年にフランスで開かれたCOP21で採択され、16年の発効に至った国際ルールである。ただ、大枠が決まっているだけで、協定実現のための詳細ルール(実施指針)は決まっていない。そこで、COP24ではパリ協定の実施指針をどこまで詰められるかがポイントとなる』と分析しています。

さらに、『甚大な被害を及ぼした7月の西日本豪雨、9月の台風21号などは地球温暖化が原因の一つともいわれる。長期的視点から、持続可能な地球を実現するために産業構造の転換は不可避と考えられる。ならば、企業は環境問題に目をつぶるより、イニシアチブを発揮した方が社会の賛同を得られるだろう。事業運営に必要な電力を100%再生可能エネルギーでの調達を目指す「RE100」という企業連合がある。米グーグル、独BMWなど世界155社が参加し、日本からは非上場企業を含め13社が加盟(11月26日現在)。内、日本の上場企業11社をパッケージした18年初からの株価推移はTOPIXをアウトパフォームする。投資家の環境対応への共鳴も市場平均を上回る一因と考える』とまとめています。

最後にレポートでは、『RE100加盟の日本企業13社/上場11社の株価推移』を紹介しています。詳しくは11/27付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜




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情報提供元: FISCO
記事名:「 12月3-14日、COP24開催、SMBC日興証券(花田浩菜)