こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

8/23付の「DailyOutlook」では、内需関連株について考察しているのでご紹介します。

まず同レポートでは、『いよいよ本日(8/23)、市場で「様子見材料」とされてきた米国による中国に対する追加関税、中国による米国に対する報復関税が発動される。トランプ大統領は引き続き中間選挙勝利を目指し、強硬姿勢を取り続ける可能性がある。相場の不透明材料として浮上しやすいことは念頭に置きたい。ただ、本日の米中関税追加発動は、材料としての織り込みが相当程度進んでいると言えるだろう。過去において、イベント通過は「材料出尽くし」となり、往々にして短期的に相場反転のきっかけとなったことは想起したい』と伝えています。

続けて、海外情勢に絡む不透明感を背景に、日本株は年初来上値の重い展開が続いていることを挙げ、『その中、特に、貿易や為替に対する先行き懸念から、景気敏感株や輸出関連株が相対的に軟調となる一方、内需関連株の一角などが相対的に堅調だ。海外情勢の不透明感が漂う中では、引き続き内需関連株が選好されやすいだろう。また、国内企業の中間期末となる9月が近づき、配当利回りも意識されやすいと考えられる』と分析しています。

さらに、『直近30営業日の騰落率では、年初来で売られた鉄鋼、銀行、自動車が買われる動きも垣間見える。下げた銘柄に対する売り圧力が一巡してきた面も窺える』とまとめています。

最後にレポートでは、『業種別騰落状況(TOPIX17)』を紹介しています。詳しくは8/23付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜




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情報提供元: FISCO
記事名:「 ここまでは内需関連の一角が相対優位、SMBC日興証券(花田浩菜)