SBIホールディングス株式会社は、グループ会社を通じて、暗号通貨c0bansコバンと動画広告を組み合わせたサービスを展開する株式会社LastRootsに対して、追加出資を行った。
LastRootsは、2016年7月にICOで6億円超の資金調達を実施し、動画広告と暗号通貨を組み合わせた広告サービスプラットフォーム「こばんちゃんねる」や、暗号通貨取引所「c0ban取引所」の開発・運営を行っている。
「こばんちゃんねる」は、動画広告が完全視聴された場合、視聴者(見込み顧客)にc0banを付与する成果報酬型広告プラットフォーム。LastRootsは、広告主、視聴者、c0ban取引所間のエコシステムの実現に向けて、日常生活での利用シーンの拡大と海外市場への展開に取り組んでおり、2018年7月には「こばんちゃんねる」での月間c0ban付与回数が500万回を突破した。
SBIグループは、2017年12月にLastRootsへの出資を行っている。LastRootsは、現在みなし暗号通貨交換業者であり、暗号通貨交換業登録に向けて取り組んでいる。追加出資を行うことで、2018年4月6日に関東財務局からLastRootsが受けた業務改善命令に対応するために、SBIグループはLastRootsに役員を派遣し、経営管理態勢の強化を図り、暗号通貨交換業登録や事業成長を支援していく。
SBIグループは、デジタルアセット関連ベンチャー企業への出資・提携を拡大しており、デジタルアセットを活用するビジネスや新商品の開発に取り組む国内外のベンチャー企業への出資を通じて、デジタルアセットの実需創出を促進し、今後のデジタルアセット業界・ビジネスの拡大・発展に寄与したいと考えている。


【ニュース提供・エムトレ】




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情報提供元: FISCO
記事名:「 LastRootsラストルーツへの追加出資