原口氏は「木内前日銀委員:国債買い入れは「来年中ごろに限界に達する可能性」 これは昨年の言葉。 日本の市場は単独でもなく閉じてもいない。リフレ派キリギリス政策の誤りは明確。官製PKOで市場を歪めたツケは大き過ぎて誰も払えないだろう」とツイート(8/8)

木内前日銀審議委員は「日銀が買い入れを続けるには民間金融機関が保有長期国債を売らなければならないが、全て放出するとは考えにくいため、買い入れの限界が近づいている」と指摘しており、日銀は買い入れ額をさらに減額せざるを得なくなると予想している。仮に長期金利に上昇圧力が加われば、目標の0%を維持するため買い入れ額を増やさなければならなくなる。日銀黒田総裁は「長期金利の誘導目標水準を0%近辺を中心に上下0.2ポイントの幅に拡大する」との見解を示したが、7月下旬以降、10年国債の利回り水準は0.06%近辺から0.14%近辺で推移しており、8月以降は主に0.11%近辺で取引されており、日銀は長期金利の上昇を容認している。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 政治から読み解く【経済と日本株】原口氏:官製PKOで市場を歪めたツケは大き過ぎて誰も払えないだろう