松田学氏は「エコノミスト誌(12月18日発売)に私の小論「日銀保有国債の一部を永久化せよ」が掲載。劇薬とされる永久国債も、この提案ならそう過激ではないかと思います。財政金融政策の議論に一石を投じてみました。 」とツイート。(12/21)

松田氏が主張したいことは、「何が何でも当座預金、マネタリーベースを元の水準まで引き下げることが正常化」だとは限らないという点である。達成することが極めて難しいゴールを設定するのは現実的ではないことも示唆している。松田氏はマネタリーベース(現金+日銀当座預金)のうち日銀当座預金は58兆円から369兆円に膨れ上がっていることを
例に出しているが、日銀に対してそのような異常とも思える行動を要請したのは当時の自民党や財務省であることは言うまでもない。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 政治から読み解く【経済と日本株】松田学氏:日銀保有国債の一部を永久化せよ