年に1度開催される中央経済工作会議(翌年のマクロ経済政策を決定する重要な会議)の開幕前、国内の金融機関や研究院が相次いで2018年の成長予想を発表している。

中国銀行国際金融研究所はこのほど、2018年の成長率について、2017年を0.1%下回り、6.7%になると予測した。また、中国人民大学・国家発展と戦略研究院も同様な予想を発表した。一方、アモイ大学・マクロ経済研究センターは6.65%と予測した。

2018年の固定資産投資などの増加ペースが2017年を下回るとの見方が多いほか、金融監督の強化などが成長ペースを減速させる可能性があると指摘されている。一方、国営企業の改革など構造改革の実施に伴う経済効果がこれから徐々に現れると予測されている。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 (中国)2018年の成長率、平均予想は6.7%