こんにちは、フィスコリサーチアナリスト飯村真由の「マネックス証券の気になるレポート」です。10月に入りましたね。衆議院選の公示・投開票も近づいています。さて、マネックス証券の「メールマガジン新潮流」が、10月2日に配信されました。その中から今回は、同証券のチーフ・ストラテジスト、広木隆氏のレポート「今週のマーケット展望」の内容をご紹介いたします。

広木さんはまず、先週発表された指標に注目し、ハリケーンの影響にもかかわらず市場予想を上回る結果となったことから、『米経済が基調的に底堅いことが示された』と見ています。さらに今週は月初に当たり、重要経済指標の発表が続きます。広木さんは『良好な指標が追い風となって、米国株の史上最高値更新が続くだろう』と見ており、日本株についても、日銀短観の発表を踏まえた上で、『米国の経済指標並びに株式市場の強さに牽引されて堅調な展開を予想する』と伝えています。

ただ、堅調な展開を予想する一方で、『金曜日は米国の雇用統計の発表を控え、週末は体育の日で3連休となる。連休明け10日は北朝鮮の朝鮮労働党の創立記念日であり軍事挑発行動が警戒される』ことから、『週後半には様子見ムードが強まりそうだ』との見解を述べています。

最後に、明るい材料として海外投資家の動向を挙げ、『海外勢が先物をこれほど大きく買い越したのは2014年11月第1週以来。前回の衆院選の約1か月前だ。衆院選とのタイミングも買い越し額も、符合しており、興味深い』と言及しています。

飯村真由の「気になるレポート」はマネックス証券の「メールマガジン新潮流」に掲載されたレポートを飯村真由の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートをご確認くださいね。

フィスコリサーチアナリスト飯村真由




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情報提供元: FISCO
記事名:「 今週のマーケット展望「米国に牽引され、堅調な展開に」~マネックス証券チーフ・ストラテジスト広木隆氏(飯村真由)