こんにちは、フィスコマーケットレポーター馬渕磨理子の「eワラントジャーナルの気になるレポート」です。

eワラントジャーナルのコラムで「日本株物色の中身」について興味深い記事を見つけましたのでご紹介いたします。

8月中旬以降の日本株市場は値動きが乏しい中、下降トレンド入りしたように見えます。しかし、同コラムによると『上昇トレンドにある業種・銘柄』もあるようです。そのような業種・銘柄の特色は、『中国関連株や原油安恩恵関連株』であるようです。同コラムでは『日本株市場の物色先となっている中国関連株や原油安恩恵関連株』と、それらの銘柄に投資する戦略について述べています。

中国では『環境汚染対策として政府主導の電気自動車』の導入が進んでいます。その中で『電気自動車の動力源であるリチウムイオン電池の生産増加』に伴って、使用される『銅などの非鉄金属の需要が高まる』と考えられています。『リチウムイオン電池はスマートフォンなどの最新機器でも使われており、銅製品を手掛ける企業の株価は上昇傾向』にあると同コラムでは鋭い分析をしています。

さらに、東証業種別株価指数がTOPIXを上回っている業種について調べてみましょう。直近24営業日の期間で上昇が目立ったのは『石油・石炭製品、非鉄金属、空運業、海運業』のようです。同コラムの分析によると、各業種別指数の構成銘柄で比率の大きい銘柄は『石油・石炭製品においてはJXTGホールディングス<5020>、出光興産<5019>、昭和シェル<5002>』 などがありますが、特に『JXTGホールディングス<5020>の株価上昇が顕著』のようです。非鉄金属においては『住友電気工業<5802>の株価は横ばい傾向』 ですが、『住友金属鉱山<5713>、三菱マテリアル<5711>、三井金属鉱業<5706>』などは上昇が目立っているようです。

石油・石炭製品にとって原油安は好材料ではありませんが、JXTGホールディングス<5020>は 『銅製品を手掛ける金属事業も行っており、この事業分野での業績貢献が期待』されているとのことです。その他、空運業、海運業の銘柄についても述べています。

このような状況下におけるeワラントは戦略のポイントは【中国関連株と原油安恩恵関連株】となりそうです。また、中国関連株と原油安恩恵株のうちeワラントの対象となっている株式と、eワラントで投資する場合の銘柄についても同コラムでは言及しています。

なお、上記の記事の詳細は、eワラント証券が運営している「eワラントジャーナル」の8月25日付のコラム「日本株物色のテーマは中国関連、原油安恩恵関連へ」にまとめられています。

馬渕磨理子の「気になるレポート」は各種レポートを馬渕磨理子の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合がありますので、ご留意くださいませ。

フィスコマーケットレポーター 馬渕磨理子



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情報提供元: FISCO
記事名:「 日本株物色のテーマは中国関連、原油安恩恵関連へ~eワラントジャーナル(馬渕磨理子)