海外赴任者向け情報誌・WEBサイトを発行・運用しているJCMは、海外赴任経験者に対し「一時帰国時の意識調査」を実施した。海外赴任者の約50%は一時帰国中にショッピングを楽しみ、約25%が国内旅行を楽しむ。いずれも高額消費の傾向があることが分かった。

 一時帰国中の目的は単に仕事のためだけではなく、自身の休暇やリフレッシュの側面も強いことが判明した。また、「日本国内の観光旅行」の内訳として「温泉旅行」に留まらず「寿司」などの和食を楽しむという回答も多く、日本国内で生活している時以上に「日本のコト・モノ」に対する意識が高く、一時帰国時での購買意欲が高い傾向にある。

 一時帰国に購入頻度が高かったものは、「食品」(72%)、「医薬品」(40%)、「ファッション」(約35%)と、一時帰国中は食品に限らず幅広い商品を購入されている。海外赴任中も「日本の商品」に対する信頼性が高いと予測され、一時帰国中に日本国内で可能な限り多くの商品を購入し、赴任先へ戻る傾向にある。

 お土産に関する質問では、共通して、赴任者が購入するお土産に「日本らしさ」を求める傾向にあった。一時帰国中に利用して便利だった・役立ったサービスについて、「レンタカー」「WiFi/携帯レンタル」「手荷物宅配」など、効率化や利便性を図れるサービスに購買意欲が高まった。

 以上の結果から、海外赴任者は一時帰国中に「日本のコト・モノ」に対する購買意欲が非常に高く、様々なケースで高額な消費を行うことで、限られた時間の中で「日本を楽しむ」意識が非常に高い傾向にあることがわかる。

(編集・岳進)

【ニュース提供・大紀元】




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情報提供元: FISCO
記事名:「 ただいま日本!海外赴任者の一時帰国「日本のコト・モノ」求め高額消費傾向=調査