ゴールドマン・サックスの技術責任者によると、今年はビットコイン価格がピーク時に3倍に上昇したが、まだ良い利益は出ていないという。
ビットコインは2017年に歴史的な成長を遂げている。ビットコインの価格は1月の初めに1,000ドルに到達後、6月中旬には過去最高額の3,000ドルに達した。仮想通貨の全体的なブーム期間の中で、ビットコインの顕著な上昇は、価格上昇の裏にバブルが存在すると主張する一部の人々に疑いを抱かせている。一方、ビットコインの価格上昇を強気に見ている人もいる。
ゴールドマン・サックスのテクニカル戦略責任者のシバ・ジャファリ(ShebaJafari)氏は、クライアントに送付したメモの中で、ビットコインは最終的に4,000ドル近くまで上昇すると予測している。
最近ゴールドマン・サックスの顧客からビットコインを分析するように頼まれたジャファリ氏は、最近のビットコインの市場の流れから、ビットコインの価格は長い時間をかけて価格上昇すると見ている。
ゴールドマン・サックス証券の副部長でもあるジャファリ氏は、BusinessInsiderが報告したように、ビットコインはまだ「調整的な第4波」にあると見ている。
ジャファリ氏はウォールストリートの顧客に、この4番目の波は「1,857ドルより下回らない」と述べた。
彼女の分析によれば、次の5番目の波は投資家を強気に転じさせるという。
彼女は次のように述べる
「現在のレベルから、ビットコインの価格は最低3,212ドルになるでしょう。また、3,915ドルまで価格上昇する可能性もあります。その価格にたどり着くには時間がかかるかもしれません。」
ジャファリ氏が1ヶ月前にビットコインの分析を始めたのは、ビットコインの需要の高さのためで、彼女の最初の分析は、当時の価格動向に基づくもので弱気なものでした。
CoinmarketCapのデータによると、事が進むにつれて、ビットコインは5.28%上昇している。ビットコインは、世界平均で2573ドルで取引され、月曜日に2,601ドルを記録した。これは1週間前の大幅な価格下落の後の7日間で最高値であった。
Bitstampでは、ビットコインは月曜日に2,595ドルの最高値を記録した。(出典:CryptoCoinsNews)

■エムトレの視点

ウォールストリートの雄ゴールドマン・サックスも当然仮想通貨(暗号通貨)をフォローしている。ただし、同社は、ブロックチェーンはテクノロジーとしては有望としながらも、注目を集めているブロックチェーングループの一つであるR3CEVから2016年末に脱退している。無論、同社自身で開発を行えるため上記行動を額面通り取る必要はない。いずれにしてもチーフアナリストの一人が、相応な価格までまだ上昇トレンドにあると判断していることは一考すべきかもしれない。


【ニュース提供・エムトレ】




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情報提供元: FISCO
記事名:「 ゴールドマン・サックスのチーフアナリスト、ビットコインは$4000近くまで上昇とみる